赤ちゃんの呼吸が苦しそうで心配。すぐに病院に連れていくべきかな?
息子は0歳で「咽頭軟化症」と診断されました。その時はたしかに「呼吸が苦しそう」だったのを覚えています。治療を続けた結果、今では完治し元気に保育園に通っています。そんな経験から呼吸について担当の先生にたくさんのご指導をいただきました。この記事を読むことでその不安が少しでも解消されたらうれしいです。
(参考:▶︎息子が咽頭軟化症と診断されてから完治するまでの記録)
赤ちゃんの呼吸の特徴は
まずは赤ちゃんの呼吸は、眠っている時や泣いた後でその様子は変わりますので、あまり神経質になりすぎないように注意してくださいね。その上でチェックしてほしい点は3つ。
まずはこの点をチェックしましょう。特に問題がないようであればそれほど不安になることはないかもしれません。
もし呼吸1分間の呼吸が60を超えているようであれば、迷わず受診を。小児科の先生は基本優しい方ばかりです。親身に対応してくれるはず。
注意するべき呼吸とは?
離れていても聞こえるほどゼーゼー音がする
本来あかちゃんは鼻呼吸です。寝ているときは本当に息をしているのかどうか心配になるくらい静かなもの。気になるほどの大きな音がする場合は注意が必要です。
(参考:▶︎咽頭軟化症と診断された時のゼーゼー音【動画あり】)
鎖骨の間が凹む(陥没)呼吸をしている
通常の呼吸だと、鎖骨の間のくぼみは凹んだりはしませんが、ぜんそくや咽頭軟化症の場合は呼吸をするたびに凹むことがあります。
さらに症状が悪化すると肋骨と肋骨の間も陥没するようになるようです。よく注意して観察してみましょう。
呼吸が止まることがある
赤ちゃんの場合、10秒程度の停止は問題ないとされています。無呼吸状態がそれ以上になる場合は「無呼吸発作」と呼ばれる状態です。
また秒数に問題がなくても、頻脈(ひんみゃく)といい、脈拍がゆっくりになる症状や、顔色が悪くなったり、唇や指先が紫色になったりするチアノーゼの症状が出る場合は注意が必要です。
最悪の場合、「乳幼児突然死症候群(SIDS)」も無視できません。まずは自分で判断せず、すぐにでも受診させましょう。
口呼吸でのいびき
正常な赤ちゃんは「鼻呼吸」になります。もし赤ちゃんが口を開けて寝ていたり、口呼吸をしているような場合は要注意です。
肩まくら
赤ちゃんの肩の下あたりに、タオルを細長く丸めたものを置きます。気持ち胸が反る程度でOKです。
顔を横に向ける
これは寝ている時に、ベロが喉の奥に下がってしまうのを防ぎ、いびきを抑えます。
ここまで、「注意するべき呼吸」として、4つの症状をあげました。このうち1つでも当てはまるものある場合は1日でも早い受診をオススメします。
我が家のように万が一「咽頭軟化症」と診断された場合、1日でも早い診断がより治療の選択肢を広げてくれます。
そのままにしておいて大丈夫?
新生児における呼吸器官の症状は、約8割以上の子が成長とともに自然完治すると言われています。
でも中には、我が家のように咽頭軟化症と診断される子もいれば、何も気づかずに突然「乳幼児突然死症候群(SIDS)」となる子も実在しているのです。
何もなかったのならそれが1番。もし何か見つかってもそれが1番です。
もし「違和感」を感じたなら、そのままにせず、ぜひ1日でも早い受診を。
(参考:▶︎妻のこんな気付きが咽頭軟化症につながりました)
最後に
「赤ちゃんの呼吸が苦しそう」もし、そんなことに気づいてあげられたなら、その時点で親として100点満点だと思います。
そして、次にできることは「受診」です。
検索して調べる行動力があるあなたなら、明日にでもいけるはず。その行動力が可能性を広げてくれます。応援しています。
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